そもそも赤本とはどのような書籍?

赤本とは、ほぼ全ての大学について出版されている入試の過去問題集です。どの大学でもその大学独自の試験があり、その出題傾向に大きな出題傾向の変更はないというのです。そのため、受験生としては前もって何年分か解いておき、対策をしておきたいと思うのでしょう。

数学社というメーカーが毎年出版しており、過去6年分の過去問題・解説が詰め込まれているものになります。

受験生としては少しでも安く手に入れたいという心理がある

受験生としては、教材費・学習塾の費用などを考えると、少しでも家族に負担をかけまいと悩む部分があるでしょう。受験する大学が多いならばそれぞれしっかりと対策をしておく必要があるため、赤本の量も人によってはかなりの数量となり負担も大きいわけです。

そんな状態の時に定価以下で過去のものを入手できるのは、非常にありがたいことだといえます。

高値になる可能性が高い赤本は?

赤本の中でも特に需要が高いものの場合には、定価以上で販売されていることもあるというのです。その理由に迫ってみましょう。

女子大の赤本には定価以上のものも!

女子大の赤本については、当然男子は受験しないために女子しか触る機会もなく、値段が高くつく傾向にあるというのです。中でももう手に入らない過去のものについては、定価より大きく高値で売られていることも多いために、提供する方としても高く買い取って貰える可能性が高いというわけです。

また、今からでも入手できるという赤本でも、女子大の場合には価値が見出せるようで定価以上で売られている大学もあります。女子大の過去の赤本を所持している場合には、思い立った時に販売を考えたとしても、ひょっとしたら高値がつくかもしれませんね。

目指す受験生が多数の人気大学の赤本は高値がつく

女子大以外でも、March(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)といった志望者が多い大学については、その分赤本の需要も高くなってきます。そのため、定価以下の中でも比較的高値で買い取ってくれる傾向にあるというのです。

赤本を少しでも高く売るためにはどうすれば?

では使い終わった赤本を実際に売ろうという場合に、どのような経路で売るのが提供者側としてお得になるのでしょうか?せっかく売ろうと思っているわけですから、少しでも高値で買い取って欲しいと思うのが人間の心理でしょう。

古本業者やネットオークションでは根が付きにくい

古本業者やネット販売への販売を考えているならば、業者に安く買い取ろうという気持ちが強いために根が付きにくいというのです。そのため、販売できたとしても通常より安くつけられてしまうことが多く、特に女子大の赤本の場合には大きく損をしてしまいます。

大学受験参考書・赤本専門で買い取ってくれる業者がある

そこで注目して欲しいのは、参考書や赤本を専門として買い取ってくれる業者があるということです。最新版ならば定価の30%程度で買い取ってくれることも多いために、古本業者にむやみに売るよりは高値がつくというわけです。

まとめ

大学受験の際には、誰もが入試対策として利用している赤本ですが、販売経路を考えれば高値で売れる可能性が高いことが分かりました。人生の転機となる時期を一緒に頑張った本ですから、人それぞれ思い入れはあるでしょう。そのため、誰かに繰り返し使って貰えるのは提供する側としても嬉しいことだといえます。

現在、自宅の押し入れに赤本が眠っているとしたら、比較的近年のものならば今からでも販売できるかもしれません。今から赤本の購入を考える方も、使用し終わったら次に利用したい人のために、買取を依頼してみてはいかがでしょうか?