日本で翻訳されている海外の本を読んでいると、その本が面白いと思った場合には原書で読みたいという人はたくさんいます。そこで洋書を購入して読んでみると、その独特の世界観に夢中になった人はたくさんいると思うのですが、読まなくなった洋書はたくさんあると思います。そういう場合には、断捨離をするという点からも売却するということが望ましいのですが、実際にどうすればいいのかわからない人は多いですし、出来れば高く売れるに越したことはないですよね。そこで洋書を上手に売却するにはどうしたらいいのかということを解説します。

洋書の需要は高い

洋書については近年ネットショップや古本屋さんでも多くが取り扱うようになり、従来と比べると入手しやすくなったこともあり、洋書のニーズが高まっています。その結果、書店においてもネットショップやリアルな店舗、古本屋さんにおいても洋書を取り扱うようになり、それに伴って洋書の人気が高まっています。

洋書を高く売るためのポイント

洋書を高く売るためには2つのポイントがあります。一つは保管状態をよくしておくということです。もう一つのポイントは(これが最も重要なポイントですが)買い取ってもらうショップをしっかり見極めるということです。

保存状態をよくしておくこと

やはり、古本は中古品ということになるので、高く売るためには他の古本と同様保存状態の良い洋書が好まれます。そのため、出来るだけ早く売却することはもちろん、保管していても変な置き方をしていたりすると変な癖がつきますし、直射日光にあてつづけてしまうと、色あせてしまうので、本としての価値がやはり落ちてしまいます。そのためそういう状態に本を置いておくということは避けるべきです。また、本箱に本をぎちぎちに保管する人がいますが、その状態に保管しておくと、本にダメージを与えてしまっていますので、それがずっと続くと、やはり本に変な癖がつき、こちらも買い取りをする上でのマイナスポイントとなります。いずれせよ、できるだけ本を丁寧に扱うことが買い取りをしてもらう上では、とても大切なことです。

買取業者をしっかり見極めることが大切

洋書を買い取ってもらう場合に、最も大事なことは洋書を買い取ってくれる業者をしっかり選ぶことです。そこでのポイントは、その買取業者の専門性をチェックすることです。古本の洋書を取り扱っているショップには、基本的に専門があります。例えば文学作品に強いショップもあれば、専門書を取り扱っているショップなどです。そのため、自分が持っている洋書がどういうジャンルなのかということをあらかじめ知っておく必要があります。どうして専門業者を選ぶべきなのかというと、専門業者であれば専門性が高いので、その本の価値がよく分かっているからです。例えば全国チェーン店などの買取業者の場合は、マニュアルに沿って買い取りをしているので、あまり本の内容の価値をチェックしないこともあり、安く買い叩かれます。ところが、専門業者の場合は、本の保管状態ももちろんチェックしますが、それ以上にその本に価値があるのかどうかということをしっかりチェックしてくれますので、正当にほんの評価をしてくれます。ただ、前述したように専門書を得意としている業者に文学書を持っていっても、その分野は得意とはしていませんので、適切な買取価格を提示することができません。

次に業者を選ぶ場合には1社だけでなく複数に声をかけてみることも大切です。そこで選ぶポイントとしては、前述した専門性の他に大切に扱ってくれるかどうかということも大事です。つまり、雑な取り扱いをする業者は概して価格の算出も雑なことが多く、やはり適切な価格が算出してくれない可能性があります。

以上の点から、大事な洋書を買い取ってもらうには、少し手間がかかりますがしっかりとした業者を選ぶようにしましょう。